3歳のことりさんのお話

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今日、保育園の2歳児クラスの子どもたちと散歩をしていると、たくさんの小鳥たちが群れを作って

飛んでいました。

すると一人の男の子が「あれー!あの小鳥さんたちはどこに行くんだろうね」と

うーんと首を上に向けて空を眺めながらいいました。

ほかの子どもたちもその小鳥の群れに気づき、口ぐちに思ったことを言い始めます。

「きっと、山に帰るんじゃない」

「違うよ!散歩に行くんだよ」

私も、楽しくなってきて間に口を挟みます

「えーじゃあみんなといっしょだね」

「とりさんのおうちはどこかな?」

「ちがうよ!もう小鳥さんの保育園に帰るんだよ」

と言葉遊びを楽しむように自分たちが知っている世界のことで話を進めています。

結局、みんなの意見はことりさんたちも自分たちと一緒で、散歩に行き保育園に帰るのだそうです。

この時期2~3歳のころはお話も上手になり自分の周りのことも見えてきて、おもしろいです。

私はいつも子どもたちが「なんで?どうして?」と疑問に思って聞いてくるときは、

そのまま同じように「なんでだろうね?」「どうしてかな?」と聞き返します

そうすると、こどもたちは小さいなりに今まで体験したことをフルに思いだしながら

あーでもないこーでもないと話しています。

どんどん想像の世界が広がり、お話が出来上がります。

このころの子どもたちは「なんで?どうして?」としつこく聞いてくる時期ですね

そんな時「あとでね」と言わないで同じように聞き返してみてください

きっと子どもの想像の世界を広げて楽しいお話を聞かせてくれると思います。

楽しいですよ!

いやいや期で大変な時期でもありますが、大人のちょっとした工夫で楽しい子育てに

なると、大人も子どもも毎日幸せですね。

そこで、今回は、いやいや期の子どもたちを見ていると思い出す絵本と児童書ご紹介しますね

もうぬげない

お風呂に入りたくない主人公が自分で脱ごうとしたらお母さんが無理やり脱がそうとして

どうにもならなくなってしまうお話です。

こんなことしょっちゅうですよね!「じぶんでやる」というから見ていると、結局できなくて

癇癪起こしてますますややこしくなること。。。くすっと笑える絵本ですね


いやいやえん


もう一冊は「いやいやえん」です。

主人公のしげるはなんでもいやいや。。

あんまり、いやいやなので、いやいやえんに連れてこられます。

今まで読んだ児童書の中でこんなにわがままし放題、破天荒な子は見たことありません。

おおかみでさえ、お手上げだったんですから。

でもどちらの主人公も憎めなくてかわいいなあと思います。

いやいや期に疲れたり、ちょっと今日は怒りすぎちゃったなと思ったときは子どもが寝た後読んで、くすっと笑ってください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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