私が勤めている園は天気が良い日は、必ずお散歩へ出かけます。
なぜかというと、園庭がないからです。
とても不便ですが、駅前だからしょうがないですよね。。。
散歩へ行く途中、よく電車を見に立ち寄る場所があります。そこは駅前で駅の中に電車が入ってくるの
がよく見えるところです。
ある日、子どもたちと電車をみていると(2歳児クラスです)
一人の男の子が「あーたこやきでんしゃがきたー」と言ってます。
私ともう一人の保育者は「たこやきでんしゃってどんなの?」と聞いても「たこやきでんしゃ」とい
うばかりでした。
しかし、次に通り過ぎた電車には「たこやきでんしゃ」と言いません。。。
そう、通り過ぎた電車は快速電車だったのです!
その男の子は「各駅電車」のことを「たこやきでんしゃ」と言っていたのです。
みなさんも、「たこやきでんしゃ」と言ってみてください。なんとなく各駅電車に聞こえませんかー?
後日、私が駅で電車を待っていると、小学1年生くらいの男の子もお母さんに
「たこやきでんしゃくるよ」と言っていました。その時のお母さんも私たちのように
「たこやきでんしゃって何?」と不思議そうに聞いていました。
こどもってたくさんの聞き間違いをしておもしろい言葉を発しますね。
今日はそんな電車好きのこどもたちに読む絵本を1冊紹介します
がたごと がたごと
- 文 内田麟太郎
- 絵 西村繫男
- 出版社 童心社
電車が走り、ただお客さんが乗ったり降りたりするだけなのですが、時代がさかのぼったり、
お客さんが妖怪になったり、とっても不思議な絵本です。
繰り返し繰り返し同じ言葉が出てくるので、そこもまた淡々としていて不思議です。
ぜひ手に取って読んでみてください。
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